#シロツメクサ と #ミツバチ 2023.06.16
2023.06.16
自然農の畑にシロツメクサ。皆さん、どう思われます? 雑草と適切に共存して付き合っていく自然農でも、シロツメクサだけは嫌っているという方、少なくないのかもしれません。
そんなシロツメクサ、我が家の家庭菜園には大量に生えております。畑のほぼ全面といって良いほどに覆っております。
もともと母が慣行農法していたこの畑ですので、手っ取り早く雑草を増やすため、シロツメクサの種を蒔いた…というのもあるのですけど。
そんなシロツメクサ、春から2回刈り取りを行って雑草マルチにしておりますが、その後、花の季節が来たので、刈り取りを控えております。
というわけで、ただいま我が家の家庭菜園は、シロツメクサが花盛り~!
そしてそのシロツメクサには、どこからやってきたのか、たくさんのミツバチが集まってきております。
あっちこっちから、ぷ~ん、ぷ~ん、…と、ミツバチの羽音が聞こえてきます。
後ろ足に花粉団子を運びながら、蜜をもとめて飛び回るミツバチ、かわいいです。
シロツメクサはマメ科の植物。マメ科といえば、根粒菌。このシロツメクサも同様で、根粒菌が空中窒素を固定して植物の養分としてくれるので、地力を向上させてくれるのだそうです。
柔らかくて刈り取りしやすく、上に伸びずに地面を覆うように広がっていきますが、踏みつけや刈り取りにも強く、雑に扱ってもへこたれない、そんなスゴイ植物です。
畝のわきの通路で簡単に草マルチ材料が継続的に手に入るのって、とっても便利です。
寒さにも暑さにも強く、北海道でも普通に越冬してくれます。地面を密に覆って、土の乾燥を防いでくれます。
さらに、ミツバチやマルクマバチなどを集めてくれる花をたくさん咲かせてくれます。
このような性質から、自然農の畑の通路を覆う植物としては良いように思うのですけど、自然農の方でもこのシロツメクサを嫌うかたは少なくないかも…?
シロツメクサが嫌われる唯一にして最大の理由は、成長速度が速くて畝の上までどんどん侵入してくるところじゃないでしょうか。たしかにその通り…。
でもね、その点さえ何とか解決できたら、こんなに良い被覆植物は無いかもしれないと思うのですよね。
まだ若い匍匐茎なら、引っ張れば簡単にツルツルツルと地面から引きはがすことができます。畝の肩に上がり始めた匍匐茎をマメに引きはがして刈り取っていれば、コントロールできそうな気がしております。
自然農3年目の我が家の家庭菜園。一昨年や昨年に比べて、今年は格段に勢い増してるシロツメクサ。我が家では、このシロツメクサと上手に付き合っていく方法を模索していきたいと思います。
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