【書籍】畑の益虫とその増やし方
2023.06.29
面白い本があったので、ご紹介。家庭菜園をやっていて悩まされるのは害虫。その害虫の天敵を増やすことで退治しよう…という本。やっぱり農薬とか使いたくないですものね。
目次はこんな感じ。面白そうな本でしょ? 興味がある方はちゃんと購入して読みましょうね。
著作権などありますので、ここで内容を詳しくコピーしたりはしませんが、自然農やリジェネラティブ農業(環境再生型農業)にも出てくる話がいっぱいです。
簡単に列挙しておきますと、こんな感じ。
- 害虫を撲滅するために農薬を使うと、一緒に害虫の天敵も一掃してしまう。
- 生物多様性の豊かな環境を作ることで、害虫だけが増殖してしまう状態を作らない。
- 有機物マルチやリビングマルチを利用して、なるべく地表面を露出させない。
- 頻繁に土を耕す畑では、幼虫時代を地中で過ごす益虫は定着しにくい。
- 化学肥料などにより窒素分過多で育てられた野菜は害虫や病気に弱く、害虫を集めやすい。
- 土の団粒構造。菌根菌。拮抗微生物。
詳しい話は、本を買って読んでくださいね。
この本には、代表的な益虫、害虫が挙げられており、生態などが詳しく説明されています。その中には我が家の家庭菜園でしばしば見かける虫も多く登場。
このブログでも何度か記事にしてきたコウガイビルやオオヒラタシデムシなども、「その他」のところではありますが、挙げられております。やっぱりコイツらは益虫ってことで良かったみたい。
そんなわけで、とても読みやすく、良い勉強になった本でした。
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