2023.08.23
今日は北海道にしては珍しい酷暑。札幌では観測史上最高の最高気温摂氏36.3度を記録。私の住む北海道赤平市も、おそらく摂氏35度くらいにはなったでしょう。
そんな夕方、まだ空気は熱に満ちている中、植物たちはどうなっているのか気になって、庭をひとまわり。そして見つけたのが、上の写真の虫です。
なかなか個性的な模様のこの虫、いったい何者!?
しぼみかけたホスタの花の上にいました。なんだろう、何か民族色豊かな感じの模様ですね。
本当に小さな虫です。大きさは2mmほど。スマホのカメラのピントを合わせるのに苦労しました。
写真撮影している間は、「ハムシの一種かな?」…と思っておりました。
ですけど、室内にもどって写真を確認していると、下の写真のようにストロー状の口になっていることに気が付きました。これはハムシの口じゃないですね。
そんなわけで、さっそくGoogle画像検索。しかし、ピッタリ一致するものは出てこず。でも、かなり近い感じのものは発見できました。
おそらく、ツマジロカメムシの色彩変異か近縁種じゃないでしょうか。
ツマジロカメムシは普通によくいるカメムシ。クヌギ、コナラ、イタドリなどの葉の上で見つかるそうですが、何を食べているのかは未同定らしいです。一部に肉食説、雑食説もあるみたいですが、わかりませんね。
それにしても、よくいる普通の何の変哲もないカメムシの幼虫が、こんなにカラフルで面白い姿をしていたなんて、初めて知りました。ほんと、自然って面白いですね!
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