#アカオニグモ というらしい。赤くないけど? 「 #まちぼうけの生態学 」狩りの名人らしいです。2023.08.23
2023.08.23
今朝、畑の収穫と植え付けた草花の苗の確認のため、我が家の庭を歩いておりました。クモの巣を発見したり、私自身がクモの巣に引っかかったりするのは珍しくないくらい、我が家にはクモがいっぱいいます。そんなクモの巣のほとんどはオニグモの巣なのですが、今朝、フェンネルの枝のところに、あまり見かけないクモがいることに気付きました。
クモが苦手でない方だけ、先にお進みください。
それが、こちらのクモ。いきなりアップですみません。
しましまの脚の模様かオシャレなクモです。ちょっと可愛いと思いませんか?
上の写真、左下あたりに巣の一部が写ってます。
こんな感じで、フェンネルの枝にクモの巣を張っておりました。
さて、コイツは何者?
ざっくりキーワード検索してみましたが、それらしいものはヒットせず。そこでGoogle の画像検索にかけてみたら、一発でした。
どうやら、アカオニグモの幼体のようです。「赤くなくない?」…と思いましたが、どうやら成体になると腹部が赤くなるらしいです。
どうやら、埼玉県では絶滅、群馬県、長野県、広島県、大分県では準絶滅危惧種らしいですね。
地域によっては、保護が検討されているようなクモらしい。
「ひょうごの環境」要調査アカオニグモ
https://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/application/files/4215/0598/4862/16_.pdf
そして、なんかこんな本も出版されているようです。
この本の紹介には、こんなことが書かれいていて、興味をそそられます。
北海道の草むらで、アカオニグモというクモの見事な狩りに出会った著者は、狩りの名人アカオニグモの観察を始めます。アカオニグモは網の近くに作った隠れ場所で身を潜めながら、じっと網に虫がかかるのをまちます。観察回数は10分×380回、63時間20分。クモの網のまわりを飛んだ虫は4678匹でした。クモはどれくらいの時間まてば虫一匹をつかまえることができたでしょう?草むらで、虫たちの命の攻防をみつめます。
ちなみに、このアカオニグモはコガネグモ科の蜘蛛なのですが、色々なオニグモがいるらしいです。
赤鬼がいたのだから、やっぱい青鬼もいるんだ! さらに美女鬼!?!? ちょっと逢ってみたいぞ!!
クモってどうしても嫌われ者にされがちですよね。私の妻も大嫌いなようです。でも、こうして良く知ってみると、かわいくて魅力的だと思うのですけどね。人間に危害を加えることはありませんので、あんまり嫌わないであげてくださいね。
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