2022.06.16
自然農、環境再生型農業(の真似事程度ですが)を目指している我が家の家庭菜園ですので、もちろん農薬は(対スズメバチを除き)使用しておりません。したがって、虫もいっぱいいる畑だったりいたします。
益虫ばかりというわけにはいきませんので、害虫もいるのですけどね。まあ、害虫さんには、発見し次第対応を…なのですけど。
毛虫、イモムシの類もいっぱいいますが、毎日畑を見回ると必ず1匹は遭遇するのが、通称クマケムシ。
はい、コイツです。見たことありますよね? よく道路を歩いていたりします。話に聞くところによると、毛虫界の移動速度ぶっちぎり最強のスピードマスターなのだとか。ヒトリガの幼虫だそうです。毒はないそうです。
うちの畑で成虫も見かけたことがありますから、まあ、幼虫もいますよね、そりゃ。昨年は、せっかく植えたタマネギの苗を2つ食害してくれたクマケムシくんですが…。
今日も何かむしゃむしゃ食べていたので、何を食べてるのかな?…と観察してみたら…。
シロツメクサを食べているのかと思ったら、どうやら違うようです。食べているのはヒメスイバの若い芽のようです。
こういう姿を見つけると、やっぱり畑に雑草ってあった方が良いんだな~って思います。もしヒメスイバがなかったら、この子もきっと何か野菜を食べていたことでしょうし。
他にも、ヘラオオバコなどを食べているところをよく見かけます。人間は雑草よりも野菜の方が食べて美味しいと感じますが、彼らにとっては野菜も雑草も関係ない食草なんでしょうね。
というわけで、こうして見ていると可愛くも思えてくるクマケムシくんですが…、はい…。